・トピックス(平成18年)

 

 

平成18年10月14日

○24時間ホルター心電図装置を導入しました

 [フクダ電子製 FM-180型]

日常生活でめまいや動悸、胸痛などの症状がある患者さんに適応があります。問診にて検査の必要性を決定したあと、胸部に電極を取り付けます。記録器は非常に小型化されており機器装着による不自由をお感じになることはほとんどありません。防水型ですので入浴も可能です。動悸や胸痛などの自覚症状が出現したら機器のボタンを直ちに押してください。24時間後、当院で機器の取り外しを行います。SDカードに記録された心電図を解析し診断いします。

 

平成18年10月6日(10月14日修正)

10月1日読売新聞朝刊 地球を読むで伊藤元重氏が、日本経済が持続的な成長を続けるには、非製造業を活性化することが大切と述べている。この中で特に「医療は有望な産業」という大変恐ろしい発言をされているのでこの考えに医師として異議を唱えたい。また、氏の論説を1面に掲載した読売新聞にも、氏の誤った提案に賛同しているものと考え同じく異議を申し立てる。

医療を産業にすることは絶対にしてはならない。アメリカ合衆国では医療に市場参入させた結果、医療保険料がいかに高額であるか、また、貧困者が医療を受けられず、助かるはずの尊い生命がどんどん失われていくという事実を日本人は知らない。そもそも日本人が、憲法25条で保障されている、最低限の健康的生活を維持していくために医療費はなくてはならいもの。医療費の高騰が叫ばれるようになって久しいが、私は以前から疑問であった、医療費が高くて何がいけないのか?と。自分の健康に金銭を惜しむ人は皆無だろう。国民が健康的生活を送る義務を果たすためには医療費は出来る限り惜しみなく使われるべきなのに・・もちろん無駄使いは許されないが。医療費は高いのか?諸資料を漁ると、平成15年度の日本の国民医療費の合計は約31兆円。ちなみに、男女共同参画といった事業には年間10兆円が使われているとのこと。官僚の天下り先である特殊法人や公益団体にも年間15兆円もの予算が流出している!先進諸国の中でもGDPに対する医療費の総計は低いほうである。

 

どうであろう?自分の健康を維持するために使う医療費31兆円は高いだろうか??

我々医療者側は、政府や国民に対して、世界的に見ても皆保険制度がいかに公正で公平な制度であるかという考えを啓蒙し浸透させていくのが遅すぎたと思う。膨大する医療費の問題に水を掛け合っているうち、最近ではこの混乱に乗じていっそのこと医療も商売にして儲ける機会を作りましょう!という輩が出現してしまったのである。おおいに反省すべきである。やがて将来医療は、完全に商売の対象となってしまう日が来ると確信する。また、日本を代表する新聞が、こんな商業至上主義的な誤った認識をもつ者の論説、しかも医療を商売にしましょうなどという戯言を1面に出してしまうのであるから呆然とし不安となる。

このような不穏な策動はもはや阻止できないだろう。商人が大きい顔して医療界を席捲するのを指をくわえてだまって見ている訳には行かない。一刻も早く阻止すべく、既存の医療者が連携して国民皆保険制度を守って行こうではないか。

 

 

平成18年9月22日

○平成18年10月1日から健康保険法が改定(改悪)

1. 70歳以上の高齢者の窓口負担割合の変更

      現行2割

      改悪後3割

※現役並み所得とは、@課税所得が145万円以上(月収28万円以上)

及びA収入が(ア)複数世帯520万円以上(イ)単身世帯383万円以上

を基準とするとのこと。

 

 

2. 1ヶ月当たりの自己負担限度額の変更(改悪)

自己負担額とは:窓口支払い額より、保険者あるいは市町村から払い戻される金額(自分で支払う医療費の金額が一定の額を超えた場合に、申請により、支払われる)。

この金額が軒並みアップ(要するに被保険者にとっては改悪です)します。

例えば、限度額50000円の患者が55000円になってしまいます。ある月に70000円の窓口負担となった場合、70000−50000=20000円が、保険者あるいは市町村から支給されますが改定後は70000−55000=15000円の支給に減額されてしまいます。

 

○訪問サービス車を導入しました。